栃木県高野連は25日、2022年度の大会日程を発表し、夏の甲子園出場を懸けた「第104回全国選手権栃木大会」は7月8日に開幕し、24日までの延べ12日間で行うことが決まった。組み合わせ抽選会は6月22日。春季大会は地区予選を廃止し、加盟全チームで争う県大会に一本化する。
春季県大会の日程は4月9日から5月4日までの延べ10日間。組み合わせ抽選会は2回に分けて行い、1回戦が3月14日、2回戦以降は4月19日に決まる。昨秋の県8強は1回戦が免除される。関東大会は5月21日から県内で開催される。
春季大会は例年、県大会出場を懸けた予選を県内3地区で行ってきたが、出場チーム数が減ったことなどから初めて廃止を決めた。県高野連の神部知重(かんべとしかず)理事長は「部員が少ないチームと、県でベスト8以上に残るチームが地区予選の早い段階で当たることもあった。地区の縛りをなくし、オープンにすることでさまざまなチームが戦う機会も生まれる」と説明した。
センバツ甲子園出場につながる秋季県大会は9月10~25日までの12日間で行い、関東大会は10月22日に埼玉県で開幕する。