栃木県郡市町駅伝 2年連続で中止 コロナ影響、併催の小学生駅伝も

カンセキスタジアムとちぎ=2021年11月

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、宇都宮市のカンセキスタジアムで2月6日に開催予定だった「第63回県郡市町対抗駅伝競走特別大会」(栃木陸上競技協会など主催、下野新聞社など大会共同企業体運営)の中止が27日までに決まった。郡市町対抗駅伝の中止は2年連続。併催予定の「第14回県小学生駅伝競走特別大会」も中止となった。

 県に「まん延防止等重点措置」が適用される見通しとなったため、栃木陸協が25日の関係団体との会合で中止を決めた。出場予定の市町などからも中止を求める意見が多く出ていた。

 郡市町対抗駅伝は例年、県庁-栃木市総合運動公園陸上競技場を往復する10区間60.42キロで開催。中学生から社会人までの有力ランナーがたすきをつなぐ冬の風物詩となっていた。今年は公道を使わない特別大会として同スタジアム内のトラック周回で開催し、26チームが出場を予定していた。

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