鶴岡八幡宮に「鎌倉殿の13人大河ドラマ館」 3月1日オープン、出演者の衣装や小道具も

登場人物を紹介するデジタルサイネージを備えた「鎌倉殿の13人大河ドラマ館」(推進協議会提供)

 NHKドラマ「鎌倉殿の13人」の世界を体感できる展示「鎌倉殿の13人大河ドラマ館」が3月1日、鶴岡八幡宮境内(鎌倉市雪ノ下2丁目)にオープンする。報道陣向けに25日、内覧会が開かれた。

 北条義時役を演じる小栗旬さんら、出演者が着ていた衣装、使った小道具が展示されているほか、登場人物の経歴が表示されるデジタルサイネージ(電子看板)も見られる。ドラマの雄大な背景映像をバックに番組で登場する「合議制」を体感できるなど、ドラマを見た人も、見ていない人も楽しめる空間に仕上げている。

 主催する大河ドラマ「鎌倉殿の13人」鎌倉市推進協議会の担当者は、「コロナ禍で直接、接触することのない仕組みを目指した。デジタル技術を駆使した映像展示を楽しんでほしい」と来場を呼び掛けている。

 開催期間は来年1月9日まで。入館料は大人千円。小中学生500円。問い合わせは、入場券販売管理センター電話0467(39)5306。

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