ポニーリーグ関東春季大会 墨田が逆転サヨナラ、市原は大量15得点で初戦突破

サヨナラ勝利を決め喜ぶ墨田ナイン【写真:加治屋友輝】

市原の2番手・團は3回を投げアウト全てを三振で奪った

中学硬式野球ポニーリーグの「第46回関東連盟春季大会」が27日、千葉・柏市の柏の葉公園運動場などで開幕し、同球場の第2試合では墨田ポニー(東京・墨田区)がポニー市川南マリーンズ(千葉・市川市)に6-5で逆転サヨナラ勝ちを収めた。第3試合では市原ポニー(千葉・市原市)が三鷹ポニーBC(東京・三鷹市)に15-0で5回コールド勝ちを収めた。

墨田は3-5で2点を追う最終7回、相手の4四死球と暴投で2点を奪って同点に追いつく。その後、三振、遊ゴロで2死一、三塁と追い込まれたが、9番・長谷川岳外野手(3年)が左中間を抜く適時打を放ち、サヨナラで初戦を制した。試合後、鳥山大樹監督は「(長谷川は)チームで一二を争う努力家だから。結果が出てよかった」と喜んだ。

第3試合は、市原が序盤から三鷹を圧倒した。初回に7安打で8点を先制。2回以降も得点を重ね、9安打15得点の猛攻だった。投げては、先発した主将の安達琉偉投手(3年)が2回を1安打無失点。2番手・團春樹投手(2年)が3回無安打9奪三振で無失点。團は、全てのアウトを三振で奪った。

今大会は出場48チームのうち、勝ち上がった32チームが7月に行われる全日本選手権ポニー大会に出場する。安達は「(この大会を)優勝して全国に行きたい」と意気込んだ。(Full-Count編集部)

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