多彩なひな人形ずらり 三浦の海南神社 本殿前階段などに100体

海南神社に飾られている大小さまざまなひな人形=三浦市三崎

 神奈川県三浦市三崎の海南神社に約100体のひな人形が飾られている。氏子が納めたもので、衣装や髪形、動作など多彩な人形たちが参拝客を楽しませている。展示は3月6日まで。

 新型コロナウイルス禍でさまざまな行事が中止となる中、季節感を味わってもらおうと昨年から始めた。今年は本殿前の階段と神楽殿の外の2カ所に展示し、誰でも見られるようにした。

 本殿前の階段7段には小柄な約70体を展示。色とりどりの衣装も汚れや傷みはなく、各家庭で大切に扱われていたことがうかがえる。母親と一緒に来た同市内の大内色羽ちゃん(5)は「いろいろ違って面白い」と人形たちを見比べていた。

© 株式会社神奈川新聞社