南葛SC 今年初の公式戦

天皇杯の予選を兼ねた東京カップ。代表を務める「キャプテン翼」の原作者・高橋陽一さんが見守る中、今年最初の公式戦に臨んだ南葛SC。

関東1部リーグに昇格して迎えた今年。
白星発進といきたいところですが前半からたて続けにゴールに迫られる苦しい展開となります。
このロングシュートも一瞬、決められたと思われましたがかろうじてバーの上。
その後も次々と放たれるシュートをキーパーの大河原選手が全て止め両チーム無得点のまま前半を終了します。

我慢の時間が続いた南葛SC、後半74分、遂にビッグチャンスが!ペナルティエリアで倒されPKを獲得します。蹴るのは、去年のリーグ得点王・宮沢弘選手。足立区出身で、隣の葛飾区のチームのために貢献したいと語った宮沢選手。ここはキッチリと決めて遂に均衡を破りました。

この貴重な一点を最後まで守り抜いた南葛SC、2022年最初の公式戦を白星で飾りました。次の試合となる準決勝は3月6日に行われます。

宮沢選手は、「2月27日は立ち上がりからあまり良いサッカーできず苦しんでたんですけど、それでもその中で勝ち切れたというところは収穫かと思います。PKをとってくれて、キックには自信があるので、ただ自分の信じた方向に蹴ればいいかなと思い、思い切り蹴りました。いろいろ課題がきょう見えたので、それを短い一週間ですけど、しっかり修正して、来週の準決勝も勝ち切りたいと思います」と話しています。

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