宮ケ瀬湖でAIバス実証実験、利用者のニーズに合わせ運行 湖畔園地や鳥居原園地など観光スポット結ぶ

宮ケ瀬湖

 神奈川県は宮ケ瀬湖周辺の周遊性を高める方策として、2022年度に人工知能(AI)を活用したオンデマンドバスの実証実験を行う方針だ。事業費900万円を同年度当初予算案に盛り込んだ。

 オンデマンドバスは既定の経路や時刻表がなく、利用者のニーズに合わせて運行する交通手段。県によると、宮ケ瀬湖周辺にはダムや湖畔園地、鳥居原園地などの観光スポットがあるが、駅から遠いことに加え、これらのスポットを結ぶ交通手段がないことが課題になっている。

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