JR天ケ瀬駅 無人化回避へ 大分

 

無人化の対象となっていたJR天ケ瀬駅について、大分県・日田市は、JR九州が提案していた業務委託を市の観光協会が受託すると発表しました。これにより無人化が回避された形です。

 原田啓介日田市長「日田市観光協会が受託してくれるということで、何とか無人化は避けられたと思っている」

 JR天ケ瀬駅を巡っては、JR九州の無人化計画の発表を受け、市が撤回を求めていました。その後、JR九州が市に業務委託を提案していました。

 3月中には正式な契約を取りまとめ、4月1日から市観光協会による業務委託が始まる予定です。当初、無人化のダイヤ改正を予定していた3月12日以降も、JRの職員が常駐し、引き継ぎを行う予定としています。

 観光協会が行う駅の業務内容などについては、協議中で、乗客の介助が必要な場合は、JRの職員が近くの駅から来て対応するとしています。

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