大河ドラマ「鎌倉殿の13人」ゆかりの地発信 藤沢市が特設ウェブページ開設

江島神社に設置されたのぼり旗

 藤沢市は、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のゆかりの地を巡る企画をスタートさせた。

 市内に点在するゆかりの地を紹介する特設ウェブページを開設。大庭景親の館を太田道灌が改修し城郭としたと伝承される大庭城跡(大庭)や、北条家の家紋「三枚の鱗」の伝説にちなみ社紋が考案された江島神社(江の島2丁目)、源義経を主祭神として祭る白旗神社(藤沢2丁目)など8カ所を取り上げている。

 市の学芸員による見どころの解説や、ゆかりの地を散策するモデルコースを案内。動画投稿サイト「YouTube(ユーチューブ)」にも紹介動画を公開した。

 江島神社や、神社へ向かう参道(江の島弁財天仲見世通り)には、ゆかりの地の目印として鎌倉藤沢観光協議会が制作したオリジナルののぼり旗を設置し、鎌倉時代と藤沢市の関わりに改めて注目する機運を高めている。

 ゆかりの地8カ所を撮影し、会員制交流サイトのツイッターなどから「#藤沢で鎌倉殿13人」と投稿した人や、メールや無料通信アプリLINE(ライン)で発信した人を対象に、市の公式マスコットキャラクター「ふじキュン♡」と鎌倉殿ゆかりの人物が入ったオリジナル缶バッジを進呈する。

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