FIFAとUEFAがロシアを追放 代表やクラブチームが全大会出場停止に

 国際サッカー連盟(FIFA)と欧州サッカー連盟(UEFA)はロシアの代表とクラブに対し、追って通知があるまで全ての大会への出場停止処分を下した。

FIFAがロシアに制裁 試合での国名、国旗、国歌の使用を禁止

 この決定により、ウクライナ侵攻を停止ない限り来月のFIFAワールドカップ予選を戦うロシア代表、さらに今夏EUROに臨む女子代表やUEFAヨーロッパリーグに参加するスパルタク・モスクワが追放に。さらにUEFAは、2012年からチャンピオンズリーグのメインスポンサーである天然ガスの生産・供給企業『ガスプロム』との契約も解消している。

 FIFAとUEFAは共同声明で、「FIFA理事会及びUEFA執行委員会はロシアへの追加措置として、代表チームやクラブチームを問わずFIFAとUEFAの両方の大会で参加を停止する」と発表。「これらの決定は緊急事態に関する両機関の最高意思決定機関によって採択されたものだ。サッカーはここで団結し、ウクライナで影響を受けた全ての人々と完全に連帯している。再び人々の団結と平和を願い、ウクライナの状況が迅速に改善されるのを望んでいる」と伝えた。

FIFAとUEFAがロシアの代表とクラブを追放 Photo VI-Images

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