原爆投下後をカメラに収めた企画展 追悼平和祈念館 広島

中区の追悼平和祈念館で、原爆投下後に撮影された「写真」がテーマの企画展が始まるのを前に内覧会が開かれました。

「次の世代に継承しなくてはいけないんだ。カメラを通して8月6日を見た自分の職業としての使命でもある」

軍や新聞社に所属するカメラマンらがフィルムに収めた原爆投下後のヒロシマの悲惨な情景。

企画展「震えるまなざし」では、写真にあわせて撮影者の被爆体験をまとめたおよそ30分の映像のほか、所有していたカメラなどが展示されています。

追悼平和祈念館 久保雅之館長「彼らならではの観察眼、ひいては被爆の実相をより身近に感じていただきたい」

祈念館は現在まん延防止重点措置のため休館していて、企画展は早ければ7日から始まるということです。

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