【DeNA】森は肉離れとねんざ 打撃好調も開幕厳しく 三浦監督「痛いといえば痛いが、まずは治すこと」

【巨人―横浜DeNA】右足を痛め、ベンチに下がる森=2月27日、沖縄セルラースタジアム那覇

 横浜DeNAの森敬斗内野手(20)が1日、横浜市内の病院で検査を受け、右太もも裏の肉離れと左足首ねんざと診断された。3年目の今季は遊撃の定位置奪取を目指していたが、シーズン開幕までの復帰は厳しくなった。

 同日に横浜スタジアムで行われた全体練習後、三浦監督が症状を明らかにし、「痛いと言えば痛い。状態が良かったから。まずはしっかりと治すこと」と話した。今後はリハビリ組に入る。

 森は2月27日のオープン戦で、走塁中に転倒して負傷交代した。春季キャンプ期間の対外試合6試合中5試合に先発出場。オープン戦2試合で5割7分1厘と好調で開幕スタメンの有力候補だった。

 全体練習には、2日の広島戦に先発予定の坂本らが参加。野手陣は打撃練習などで本拠地初戦に備えた。また、オースティンはコンディションをチェックするため通院し、山崎は新型コロナウイルスワクチンの副反応の影響で欠席した。

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