栃木県と宇都宮市は1日、新たに計738人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2月25、27日に施設療養中だった80歳以上の男女、医療機関に入院中だった60代男性の計3人が死亡し、県内の死者は計190人となった。高齢者施設や小中学校などで計4件のクラスター（感染者集団）が発生した。既に公表済みの感染者1人の取り下げがあり、県内の累計感染者数は4万6234人となった。
新規感染者は10歳未満～90代の男女で、446人の感染経路が分かっていない。検査なしで医師が陽性判断する「みなし陽性」は67人だった。
クラスターは大田原市内の高齢者施設と真岡市内の小学校で各計10人、同市内の中学校と益子町内の保育施設で各計6人の感染が確認された。
入院者239人、宿泊療養者371人、自宅療養者（療養先調整中含む）6522人、重症者8人。
【1日の市町別感染者数】宇都宮市190人、小山市78人、栃木市72人、足利市60人、佐野市45人、鹿沼市44人、真岡市42人、日光市35人、那須塩原市30人、大田原市25人、下野市17人、壬生町、野木町各15人、高根沢町12人、那須町8人、さくら市、上三川町各7人、矢板市、茂木町各6人、益子町5人、那珂川町3人、那須烏山市2人、塩谷町、市貝町各1人、県外12人
