【2022年最新版】ペグハンマーの選び方&おすすめ10選! コスパ・軽さ・打ちやすさなどニーズ別に徹底比較

キャンプの一大イベントと言っても過言ではない、テント設営の「ペグ打ち」。そんなペグ打ちには、専用のペグハンマーがあると便利です。ペグハンマーを使うとスムーズに打ち込み作業ができ、テント設営の時間短縮にも繋がります。ここではペグハンマーの選び方のポイントとニーズ別のおすすめ商品をお伝えしますので、お気に入りを見つけてください!

【ペグハンマーを使うメリットとは!?】ペグの打ち込みやすさ・抜きやすさが段違い!

編集部撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17354302

「ペグ打ちに使うハンマーなんて何でもよいのでは?」と、100均のハンマーを購入しようとしているあなた!ちょっとお待ちください!

100均のハンマーはお子さん用や予備にするとして、専用のハンマーを用意することをおすすめします

まずは、なぜペグハンマーを用意したほうがいいのか、ペグハンマーを使うメリットについてお話ししていきます。

【ペグハンマーを使うメリット】

  • ヘッド部分に重さがあり、自重を使って軽い力で打ち込める
  • ペグ抜きが付いているため、ハンマーひとつでペグ打ちとペグ抜きが可能
  • 耐久性が高い

100均のハンマーは耐久性が弱く、すぐにボロボロになってしまう可能性があります。

また、ホームセンターには耐久性の高いハンマーもありますが、ヘッド部分が軽かったり、釘抜きではペグが抜きにくかったりと、ペグハンマーと比較すると使いにくさを感じてしまいます。

各メーカーから販売されているペグハンマーは、ペグ打ち&ペグ抜きに特化して使いやすさを追求している、いわば専門のハンマー。力の弱い女性でも打ち込めるはずですよ!

ここからは選び方をお伝えしますので、ペグハンマー選びの参考にしてくださいね!

【ペグハンマーの選び方】ポイントは「ヘッドの素材」「ペグ抜きの形」「重量」「握りやすさ」

ライター「ヤマゴー」撮影画像参照:https://happycamper.jp/_ct/17305450/p3

ペグハンマーを選ぶにあたり、注意したいポイントは4つです!

  • ヘッドの素材
  • ペグ抜きの形
  • 重量
  • 握りやすさ

それぞれくわしく見ていきましょう!

選び方ポイント1:ヘッドの素材

ヘッドの素材は大きく分けて3つ。

それぞれメリット・デメリットがありますので、ご自身の用途に合わせてお選びください。

  • 衝撃を吸収し、手が痛くなりにくい
  • 使い込むと味が出る
  • 重さがあり自重で打ち込み可能
  • 適度な重さがあり
    しっかりと打ち込める
  • 硬いため凹みにくい
  • 安い
  • 怪我をしにくい

選び方ポイント2:ペグ抜きの形

ペグ抜きの形は主に3つ!

  • ホール型
  • くちばしフック型
  • かぎ爪型

ホール型

ハンマーに穴が空いており、その穴にペグの返しを通して引き抜きます。汎用性があるため、殆どのペグに対応可能。

くちばしフック型

くちばしのような細長い部分をペグの穴に差し込んで引き抜きます。穴の合いているペグと相性◎!

かぎ爪型

持ち手の下部がかぎ爪のようなフォルムになっており、かぎ爪部分をペグに引っ掛けて引き抜きます。

「ホール型」「くちばしフック型」「かぎ爪型」の特徴を2〜3つ組み合わせた他機能ペグハンマーもありますので、用途に合わせてお選びくださいね。

選び方ポイント3:重量

ペグハンマーの重量は、重すぎず軽すぎない500〜600g程度がおすすめ!

重さがある方が簡単にペグを打ち込めるメリットはありますが、テント設営では何本もペグ打ちしますので、重すぎるペグハンマーでは疲れてしまいます。

キャンパーには500〜600g、登山やツーリングには300g前後の軽量タイプがおすすめです!

選び方ポイント4:握りやすさ

最後に、力を込めるために重要なポイントである「握りやすさ」をチェック!

持ち手には素材や形状などの違いがあります。それぞれの特性を見比べて、どれが合いそうかイメージしてみましょう。

力を込めたハンマーがすっぽ抜けて飛んでいったとしたら……!そんな時、手首に引っ掛ける安全ベルト(ストラップ)が付いていると安心です。

力の弱い方や、ペグ打ちに慣れていない方は、ストラップ付きタイプも検討してみてくださいね。

【一覧】おすすめペグハンマー10選

それでは、ここからはおすすめのペグハンマーを紹介していきます!

【打ちやすさ重視】とにかく楽にペグ打ちしたい人向け! おすすめペグハンマー4選

まずは、もっとも重要なポイントである「打ちやすさ」に定評のあるペグハンマーを4つ紹介します!

おすすめ①:『スノーピーク/ペグハンマー PRO.C』

まずは、大人気snow peak(スノーピーク)の『ペグハンマーPro.C』です。ヘッド部分は衝撃を吸収する銅を採用!

持ち手も衝撃吸収に優れた木製で、握りやすく凸凹加工されています。

頑丈な安全ベルトも装備されており、初心者でも使いやすく、上級者をも唸らせる使用感抜群のペグハンマーです。

ヘッド交換の手間やコストはあるものの、ギアのメンテナンス好きな方、使い込むほどに出る味を楽しみたい人はぜひ『Pro.C』を使ってみてくださいね!

『スノーピーク/ペグハンマーPro.C』商品スペック

  • サイズ:35×120×290mm
  • 材質:ヘッド/銅・スチール(黒電着塗装)、柄/かしの木
  • 重量:670g
  • ペグ抜き形:ホール型、くちばしフック型
  • 安全ベルト付き:◯

同じくスノーピークの『Pro.S』もおすすめ!

こちらはヘッドがスチール製でヘッド交換が必要なく、『Pro.C』と比較するとお手頃価格です。

おすすめ②:『村の鍛冶屋/エリッゼステーク アルティメットハンマー』

鍛造製法で強靭に造られた、村の鍛冶屋の『エリッゼステーク アルティメットハンマー』

本体とヘッドの素材をチョイスして、自分好みのハンマーを作れるのが最大の特徴!

本体はクロームメッキと黒カチオン、ヘッド部分は真鍮とステンレスから選べます。打撃面が広いので、初心者でも打ちやすいと好評です!

持ちやすさにこだわった持ち手は、滑らかなカーブを描いて手にフィットします。

▼お子さんや女性にはショートサイズもおすすめです!

『村の鍛冶屋/アルティメットペグハンマー』商品スペック

  • サイズ:全長/303mm、ヘッド:102mm
  • 重量:550g
  • 材質:本体/鉄+カチオン塗装もしくは鉄+クロームメッキ塗装
    ヘッド/真鍮もしくはステンレス
    柄/天然木
  • ペグ抜き形:くちばしフック型
  • 安全ベルト付き:◯

おすすめ③:『ロゴス/パワーペグハンマー』

オレンジ×ブラックのカラーリングが印象的な、LOGOS(ロゴス)『パワーペグハンマー』の1番の特徴は、抜群の持ちやすさ。

樹脂製のグリップは指型に設計され、手によく馴染んで滑りません!

ヘッドには強固な鋼を採用し、680gの自重と遠心力を使って効率よく打ち込み可能です。

良質でありながらコストは抑えられているので、コスパ重視の方におすすめです!

『ロゴス/パワーペグハンマー』商品スペック

  • サイズ:1150×305mm
  • 重量:680g
  • 材質:ヘッド/鋼、持ち手/樹脂
  • ペグ抜き形:くちばしフック型
  • 安全ベルト付き:◯

おすすめ④:『コールマン/スチールヘッドハンマーII』

シンプルな中に無骨さも感じられるコールマン(Coleman)『パワーマスタースチールヘッドハンマーⅡ』

700gの重量級で持ち手も若干太めなので使う人を選びますが、力強くペグ打ちをしたい方には最適。スチールヘッドの強力なパワーで打ち抜きます。

手に取りやすい価格で、ヘッド交換の手間もないので、キャンプデビューにおすすめしたい1本です!

『コールマン/スチールヘッドハンマーⅡ』商品スペック

  • サイズ:約直径10×30(h)cm
  • 重量:700g
  • 材質:ヘッド/スチール、シャフト/天然木
  • ペグ抜き形:くちばしフック型
  • 安全ベルト付き:◯

【コスパ重視】まずは手頃なペグハンマーを手に入れたい人向け! おすすめペグハンマー3選

続いて、お手頃価格のペグハンマーを紹介します!

おすすめ①:『YOGOTO/ペグハンマー』

YOGOTOの『ペグハンマー』は、頑丈な綿帆布製の収納ケース付きで2,180円というハイコスパ商品!

ホール型とくちばしフック型の2パターンのペグ抜きが可能です。

木製の持ち手は、手に馴染みやすい弧を描くシルエット。安全ベルトはロープの簡素なものですが、すっぽ抜け防止にはまったくもって問題ありません。

YOGOTO『ペグハンマー』商品スペック

  • サイズ:約直径3×12×30cm
  • 重量:ー
  • 材質:ヘッド/スチール、シャフト/木製
  • ペグ抜き形:ホール型、くちばしフック型
  • ストラップ付き:◯

おすすめ②:『CANPING MOON(キャンピングムーン)/ペグハンマー「犀」C5』

まるでサイ(犀)のような力強さを感じるステンレスヘッドが特徴のCANPING MOON(キャンピングムーン)『ペグハンマー「犀」C5』

ステンレス鋼420J2と純銅を併用した高品質のペグヘッドにより、打撃の吸収を緩和しながらストレスのないペグ打ちを実現します。

持ち手にはきめ細かく密度が高いヨーロッパブナを使用。高品質ながら3,000円以下で購入できますのでコスパ抜群です!

『CANPING MOON(キャンピングムーン)/プレミアムペグハンマー』商品スペック

  • サイズ:38×115×293mm
  • 重量:680g
  • 材質:ヘッド/ステンレス鋼420J2(純銅内蔵)、 持ち手/ヨーロッパブナの木
  • ペグ抜き形:ホール型、くちばしフック型
  • 安全ベルト付き:◯

おすすめ③:『ogawa(オガワ)/アイアンハンマー』

テントでお馴染みのogawa(オガワ)。ogawaのテントは高価なイメージがありますが、『アイアンハンマー』は初心者にも手に取りやすいお手頃価格です!

重量は580gで女性にも扱いやすく、グリップしやすいゴム製の持ち手も好評です。

ブラックキャンプにもってこいなオールブラックボディがカッコいいですね!

『ogawa(オガワ)/アイアンハンマー』商品スペック

  • サイズ:35×100×270mm
  • 重量:580g
  • 材質:ヘッド/スチール、 持ち手/ゴム
  • ペグ抜き形:ホール型
  • 安全ベルト付き:✕

【軽量さ重視】ソロキャンプやツーリング向け! おすすめペグハンマー3選

最後に、ソロキャンパーや登山、ツーリング向けの軽量タイプを3つご紹介します!

おすすめ①:『MSR/ステイクハンマー』

ヘッド部分にステンレス、持ち手に超軽量アルミを採用し、ヘッド部分に重量を集めて打ち込みやすさ&携帯性を追求したMSR『ステイクハンマー』

地面に置いておくと見失いやすいペグハンマーですが、これは立てて置けるので見失う心配がありません。

今回ご紹介するペグハンマーの中で最も軽い312g!

見た目もスタイリッシュで魅力的なので、機能性はもとより、デザイン性にこだわりたい人は要チェックです!

『MSR/ステイクハンマー』商品スペック

  • サイズ:38✕286✕95 mm
  • 重量:312g
  • 材質:ステンレス、アルミ
  • ペグ抜き形:ホール型
  • 安全ベルト付き:△

おすすめ②:『Lefon/ペグハンマー』

ヘッドのホールに加え、持ち手の先端にあるかぎ爪を使用して2パターンのペグ抜きが可能なLefonの『ペグハンマー』

頑丈な高炭素鋼のヘッドと軽量な持ち手のバランスが良く、衝撃を緩和しながら快適なペグ打ちできます!

スコップとしても使えますので、登山時の相棒になることでしょう。

『Lefon/ペグハンマー』

  • サイズ:110✕316mm
  • 重量:374g
  • 材質:ステンレス、アルミ
  • ペグ抜き形:ホール型、かぎ爪型
  • 安全ベルト付き:◯

おすすめ③:M-STYLE「ペグハンマー」

ヘッドは高炭素鋼、持ち手は軽量かつ頑丈なジュラルミンを使用したM−STYLEの『ペグハンマー』

カラー展開も豊富で、鮮やかなメタリックカラーは自然の中でもよく映えます。

前述のLefonに匹敵する軽量さで、仕様も類似していますので、デザインの好みで選んでみてはいかがでしょうか?

『M-STYLE/ペグハンマー』商品スペック

  • サイズ:305mm×110mm
  • 重量:380g
  • 材質:スチール、ジュラルミン
  • ペグ抜き形:ホール型、かぎ爪型
  • 安全ベルト付き:◯

ペグハンマーがあればペグ打ちが格段にラクになる! お気に入りを見つけよう!

気になるペグハンマーは見つかりましたか?

ペグハンマーがあれば、ストレスなく短時間でペグ打ちができます。

今回ご紹介した商品以外にも、各メーカーからペグハンマーが販売されておりますので、チェックポイントを参考に理想的な1本を探してみてくださいね!

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