4代目「相棒」冠城亘、ついに旅立ちの時! 最後の事件は2週連続SP

テレビ朝日系連続ドラマ「相棒」で、2015年10月スタートのSeason14以来、7年超という長きにわたって杉下右京(水谷豊)と絶妙な関係性を築いてきた冠城亘(反町隆史)が、「相棒 Season20」(水曜午後9:00)のラストエピソードでついに旅立ちの時を迎える。「冠城亘最後の事件 ― 仇敵」と題されたその最終章は、3月16・23日の2週連続の前・後編スペシャルで描かれることが分かった。

2015年10月14日放送のseason14・第1話で、法務省のキャリア官僚として颯爽と登場した冠城。人事交流の一環で警視庁に出向してきた当初は、“お客さま扱い”され、右京からも“単なる同居人”と呼ばれていた。しかし、共にさまざまな事件の捜査に当たるうち、杉下に興味を抱いた冠城は、season15で法務省を辞し、自ら志願して警視庁特命係へ転職。2人はそれぞれの正義が摩擦を起こす場面もありながら、深い信頼で結ばれるまでに至った。

かつて大物政治家・鑓鞍兵衛(柄本明)への襲撃事件を起こした男・京匡平が、刑務所から出所する。鑓鞍を仇敵として今も恨み続ける京は、獄中で復讐(ふくしゅう)を誓っていた。折しも、総選挙を間近に控え、さまざまな人物の思惑が入り乱れる中、特命係はその仇討ちを阻止することができるのか――。

前・後編スペシャルには、過去に特命係と駆け引きを繰り広げ、冠城とも深い因縁のあるキャラクターが総登場する。

政界への返り咲きを狙う元衆議院議員・片山雛子(木村佳乃)、冠城元上司であり特命係を敵視する法務省法務事務次官・日下部彌彦(榎木孝明)、敵か味方か分からない“怪物”鑓鞍、その鑓鞍の後ろ盾で内閣情報調査室トップに上り詰めた社美彌子(仲間由紀恵)ら、まさに魑魅魍魎(ちみもうりょう)が跋扈(ばっこ)する複雑なミステリーが展開する。また、京の恩人・王隠堂鷹春役で勝野洋、その娘・美馬役で酒井美紀がゲスト出演する。

さらに、テレビ朝日の再放送枠「ゴゴワイド」(月~金曜午後2:00、関東ローカル)では、3月7日から、これまでの冠城の歩みを振り返る「冠城亘セレクション」の放送が決定。また、7年間の冠城の活躍を特集した「冠城亘 メモリアルPR」が番組公式サイト(https://www.tv-asahi.co.jp/aibou)、公式Twitter(https://twitter.com/aibouNow)、公式Facebook(https://www.facebook.com/AibouNow)で公開中。

そして、反町自身が「相棒」7年間で撮りためてきた秘蔵写真の中から、お気に入りの1枚にサインを入れて抽選で10人にプレゼントすることに。その写真とは、水谷と反町が撮影現場で愛用する“ディレクターズチェア”を撮った趣き深いショット。それだけではなく今後のプレゼントにまつわる追加情報も? 反町のサイン入りフォトプレゼントの応募は公式サイトで、3月2~23日の「相棒season20」最終回放送終了後までとなる。

本日3月2日放送・第17話「米沢守再びの事件」には、米沢守(六角精児)が4年4カ月ぶりに登場。杉下、冠城、米沢の3ショットが見られるのはこれがラストだ。特命係と米沢がタッグを組んで、存続の危機に立たされたローカル鉄道をめぐる事件に挑む。

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