新潟県がまん延防止等重点措置について延長を要請しないことを決定、6日以降は時短要請などの制限も解除へ

第65回新潟県新型コロナウイルス感染症対策本部会議

新潟県は2日、第65回新潟県新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、1月21日から3月6日まで県内に適応されている「まん延防止等重点措置」について、再延長を要請しないことを決定した。飲食店への時短要請解除や「県民割」などの再開は実施される一方で、学校の部活動などの制限については継続するという。

解除の理由について新潟県の花角英世知事は会議後「まん延防止等重点措置によって、感染の急激な拡大は抑えられており、病床の使用率も一定程度コントロールできている」ことを挙げる。なお、まん延防止等重点措置解除後も県内は「警戒状態」が継続される。

また、「市町村長や専門家から、『長く続けると効果が薄れていく』と意見をいただいた。ウィズコロナの時代に近づいており、共存しながらも社会経済活動を継続していくことになると思う」と話した。

新潟県の花角英世知事

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