猟師の担い手不足をドローンで解決!? 大分

 

イノシシやシカなどによる農業被害や、猟師の担い手不足が心配される中、あるものを使った新しい狩猟が県内で初めて行われました。

 県内で初の試みとなる、ドローンを使った狩猟。地元の猟師などおよそ20人が参加しました。

 ドローンのスピーカーから猟犬の吠える声を流して野生動物を追い込み、猟銃やワナでとらえます。そこには、猟師たちが抱える大きな悩みがありました。

 県猟友会・葛城孝一副会長「高齢化なので犬を捕まえるために高い山なんかは登って行けない状況」

 何度も場所を変えて飛行を試みますが、強風に阻まれ断念。捕えることができませんでした。

 3日は日田市で狩猟を行うなど猟師の課題解決に向けた取り組みが続きます。

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