「三田会館」が「ローズステイ東京芝公園」にリニューアル ローズホテルズが運営受託

東京都港区の三田会館(ローズホテルズ・インターナショナル提供)

 横浜中華街の「ローズホテル横浜」(横浜市中区)を運営するローズホテルズ・インターナショナル(同)が、東京都港区のホテル「三田会館」の運営を受託した。4月1日から「ローズステイ東京芝公園」と名称を改め、リニューアルオープンする。

 同社が他のホテルの運営を受託するのは初めて。新型コロナウイルス禍で経営に打撃を受けた同会館のオーナー・日本労働会館(東京都)が委託先を探す中で、運営支援契約を締結するに至った。

 三田会館は客室数108室。これまではビジネス客が中心だったが、東京・芝公園に近い好立地にあり、都内の観光名所へのアクセスも良いことから、ローズホテルズとしては、観光客の利用が見込めると判断したという。

 客室、フロント、ロビーを改装するほか、同グループが展開する「重慶飯店」のカジュアルブランド「重慶厨房エクスプレス」を出店する。改装などへの投資額は7千万円という。

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