ウクライナ侵攻 広島でもロシアに抗議の声

ロシアによるウクライナ侵攻に対し、広島県内でも連日抗議活動が行われています。

広島出身の歌手・島谷ひとみさんとシンガーソングライターで被爆3世のHIPPYさんは「戦争反対」の思いをSNSで発信しようと原爆ドームを背景に動画を撮影しました。

動画は3月2日からそれぞれの公式サイトやインスタグラムなどにアップされます。

島谷ひとみさん「私たち広島出身の(音楽活動をする)人間が、黙ってていいのかなって。核兵器を持ってはいけない。もっと言うと核兵器をちらつかせては絶対にいけないと思うんです」

シンガーソングライター HIPPYさん「行動したところで変わらないかもしれないけど、決して無力ではないということをしっかり発信していきたい。広島の人たちとともに伝えていくことができたら」

広島市中区の教会ではカトリック信者ら約30人が参加し、平和を願う会が開かれました。ウクライナで暮らす両親を想い、戦争の終結を願う人も…

ウクライナ・キエフ出身 コバレンコ・オレクサンドルさん「お父さんも言いました。『今、困っています。祈りはいいからお金ください』と。物資を送ってください。物がないんです。ロシア兵すら戦争を望んでいません。戦争は誰にもメリットはないからプーチン大統領は戦争をやめてほしいです」

世界中のカトリック教会でウクライナの平和のために祈りが捧げられます。

広島市中区の八丁堀交差点では広島県原水協や広島県被団協などの呼びかけで約130人が集まり「NO WAR」と書かれた紙を掲げ、ロシアの軍事侵攻に抗議しました。

県被団協 佐久間邦彦理事長「核を持って、脅してウクライナを攻める。核兵器をなくすことを国際的に話し合ってやらなければならない」

© 広島ホームテレビ