栃木県内新たに757人感染、5人死亡 クラスター4件発生 新型コロナ

県内の新型コロナウイルス感染者数(2日発表分)

 栃木県と宇都宮市は2日、新たに計757人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1~2日に70代の男女、80歳以上の男性、女性2人の計5人が死亡し、県内の死者は計195人となった。高齢者施設と小学校で計4件のクラスター(感染者集団)が発生した。県内の累計感染者数は4万6991人となった。

 死者5人のうち、80歳以上の女性は医療機関へ緊急搬送後に死亡し、その後の検査で感染が判明した。4人は県内の医療機関に入院中だった。

 新規感染者は10歳未満~90歳以上の男女で、423人の感染経路が分かっていない。検査なしで医師が陽性判断する「みなし陽性」は56人だった。

 クラスターは高齢者施設で3件発生し、小山市で計18人、那須塩原市、塩谷町で各計7人が感染。日光市の小学校で児童計25人の感染が確認された。

 入院者244人、宿泊療養者377人、自宅療養者(療養先調整中含む)6608人、重症者8人。

 2日の市町別感染者数 宇都宮市199人、小山市96人、栃木市73人、足利市55人、真岡市38人、那須塩原市35人、下野市33人、鹿沼市32人、佐野市31人、日光市30人、那須町18人、野木町17人、上三川町16人、大田原市15人、壬生町12人、矢板市9人、茂木町7人、益子町5人、塩谷町4人、さくら市、芳賀町、高根沢町各3人、那須烏山市、那珂川町各2人、県外19人

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