「ケイ×ヤク」栗山千明がクランクアップ!「幸せな時間が終わってしまった」

日本テレビ系で放送中の連続ドラマ「ケイ×ヤクーあぶない相棒ー」(木曜午後11:59=読売テレビ制作)に、央莉音役を務める栗山千明がクランクアップを迎えた。

鈴木伸之の主演、犬飼貴丈が共演する本作は、「Palcy」(講談社)で連載中の薫原好江氏による同名漫画が原作。WEB連載で1000万PVを突破した話題作。“堅物な公安捜査官”国下一狼(鈴木)と“ミステリアスなヤクザ”英獅郎(犬飼)の2人が、協力し合う関係を周囲から隠すために偽りの“恋人契約”を結ぶ。そして、職業も性格も正反対な男たちは、闇に葬られた事件を秘密捜査で追ううちに、次第に巨大な陰謀へと巻き込まれていく。“禁断のバディ”が繰り広げる“あぶない”サスペンスドラマが展開されている。

一狼の教育係兼バディでもある腕っぷしの強い警視庁公安部の捜査官・莉音を演じてきて栗山は、2月某日、一足先にクランクアップ。思い出が詰まった獅郎の部屋で、1人で芝居をする最後のカットを撮り終えると、スタッフが「鈴木さん、犬飼さんは?」と呼びかけるもなかなか2人は姿を現さない。実は2人は、既にシーンを撮り終え、帰ったように見せかけていたのだ。

先に獅郎役の犬飼が姿を現すと「サプライズで出たかったのに~」とスタッフにツッコみ、笑いを誘った。その後、スタッフから「央莉音役、栗山千明さんオールアップです!」と威勢よく声が掛かり、盛大な拍手が上がると、一狼役の鈴木がオレンジ色のバラの花束を持って登場。笑顔で栗山に手渡し、和やかな雰囲気で栗山を囲んだ。

撮影を振り返り栗山は「皆さんに助けていただきまして、本当にありがとうございました。先輩、姉貴と呼ばれる幸せな時間が終わってしまったなと思うと寂しいです。皆さま、最後の最後まで体に気を付けて撮影乗り切ってください。最終回までオンエア楽しみにしております」とスタッフ・キャスト陣への感謝の言葉を口にした。アクションシーンの撮影も多い中、身も心も莉音になりきった栗山は、無事にクランクアップを迎え、キャスト・スタッフに見守られ、笑顔を見せた。

そして、3月3日放送・第8話では、一狼と獅郎が、2人の過去にも絡む20年前に起きたビル爆破事件の全貌を明らかにするため、秘密捜査を加速させる。事件への関与が疑われる、総理大臣・大須公昭(板尾創路)の息子・匡(吉村界人)から証言を引き出す交渉に挑む一狼。一方、獅郎のもとには大須総理からの呼び出しが…。さらに、証言をめぐる作戦の最中、一狼、獅郎、莉音は、正体不明の敵の襲撃を受けることに。手に汗握る銃撃戦の果てに待つ、衝撃のラストが待ち受ける。

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