【新型コロナ】横浜で2365人感染 7人死亡、うち5人はクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は3日、新たに70~100歳代の男女7人の死亡と、10歳未満~90代の男女2365人の感染が確認されたと発表した。重症2人、中等症7人、軽症2320人、無症状26人、10人の症状が分かっていない。

 市によると、亡くなった7人のうち5人は入院していた病院や利用していた施設でクラスター(感染者集団)が発生していた。

 ふれあい東戸塚ホスピタル(同市戸塚区)に入院していた70代男性は2月7日に発熱し、同日陽性と判明。3月1日に死亡した。同病院での死者は11人になった。

 西横浜国際総合病院(同市戸塚区)に入院していた80代女性は2月14日に発熱し、15日に陽性と判明。22日に亡くなった。

 特別養護老人ホームに入所していた80代男性はせきの症状があり、18日に陽性と判明。26日に施設内で死亡した。

 別の特別養護老人ホームの100歳代女性は発熱し、18日に陽性と判明。3月2日に亡くなった。

 高齢者グループホームに入所していた80代女性は施設内での陽性者発生を受けて検査し、1月27日に陽性が判明。2月11日に施設内で亡くなった。

 旭区の80代女性は、せきが出たことから22日に検査を受けて感染が分かり、病院に入院したが28日に死亡した。

 保土ケ谷区の80代女性は食欲低下を訴え病院を受診した22日に陽性と判明。26日に亡くなった。

 市内では、横浜新都市脳神経外科病院(同市青葉区)、横浜舞岡病院(同市戸塚区)、小規模多機能施設、通所介護施設3施設、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、児童福祉施設の計9施設で新たなクラスターを認定した。

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