【高校野球】夏の神奈川大会、7月9日開幕 春季地区予選は一般客の入場不可に 軟式は7月10日開幕 

退任のあいさつをする県高野連の熊野会長=横浜市内

 神奈川県高校野球連盟(熊野宏之会長)の評議員会と顧問会議が3日、横浜市内で開かれ、加盟校の部長や監督らが出席し、2022年度の事業計画などを決めた。夏の全国選手権神奈川大会は、硬式が6月11日に抽選会を実施。開会式は7月9日、決勝(日時未定)は横浜スタジアムで行われる。軟式は同10日に開幕、決勝は同24日。

 今月下旬に開幕予定の硬式の春季地区予選は、昨秋に再編された「川崎・横浜北」「横浜南・横須賀」「湘南・西湘」「北相」の4地区で開催。新型コロナウイルス感染防止のため、一般客は入場不可とした。

 また、天候不良などで試合が中断した場合、翌日以降に中断時点からの試合の続きを行う「継続試合」が今年の春夏の甲子園大会から採用されるが、県内大会への導入の判断は保留。県高野連の榊原秀樹専務理事は「継続試合はプラスに働くだろうし、神奈川でもいずれは導入することになると思う。情報収集しながら検討する」と話した。

 顧問会議では、定年に伴って今月退任する熊野会長があいさつ。「皆さんの力で神奈川の高校野球をますます盛んにしてほしい」とエールを送った。後任は6月の評議員会で決まる。

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