新潟市がロシアによるウクライナ侵攻抗議の意などを込めてNEXT21をライトアップ

新潟市中央区の複合ビル「NEXT21」(写真右、3日22時ころ撮影)

新潟市は3日、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に対する抗議の意と、困難に直面しているウクライナ国民に寄り添う気持ちを込めて、4日18時からNEXT21をウクライナの国旗の色である青色と黄色にライトアップすると発表した。

非核平和都市を宣言し、核廃絶と世界の恒久平和を願う同市として、ロシア軍が直ちにウクライナから撤退することなどを願い、ライトアップするもの。

一方、新潟市の中原八一市長はロシアによるウクライナ侵攻に対するメッセージを3日に発表した。内容は以下の通り。

このたびのロシアによるウクライナ侵攻は、国際社会の平和と秩序、安全を脅かし、明らかに国連憲章に違反する行為であるとともに、子どもをはじめ、多くの一般市民が犠牲になっており、断じて許されるものではありません。

本市は、半世紀以上にわたり、北東アジア地域の平和と安定を求め、市民とともに友好と相互理解に尽くしてきました。このたびの蛮行は、そうした思いも無にしかねないものです。

非核平和都市を宣言し、核廃絶と世界の恒久平和を願う本市として、ロシア軍が直ちにウクライナから撤退すること、および各国政府の外交努力により一刻も早く問題が平和裡に解決されることを強く求めます。

新潟市の中原八一市長

© にいがた経済新聞