春の足音が近づいています。二十四節気のひとつ「啓蟄」を前に、縮景園では恒例の「マツのこも外し」が行われました。
中区の縮景園では5人の造園業者が約350本のマツに巻かれていたこもを一斉に取り外していきました。
「こも外し」はマツの害虫「マツカレハの幼虫」を寒さをしのぐために、入ったこもごと処分する江戸時代から伝わる害虫駆除の方法です。
毎年あたたかくなるこの時期に行われることから早春の風物詩とされています。
訪れた人「季節感が一番ここがよくわかるんで、まだ寒いけど春が来てるんだなと感じる」
マツも衣を一枚脱ぎ、県内にもいよいよ春がやってきます。