宮城県が宿泊療養施設を2棟追加 1950室に 感染者高止まりのため

宮城県は、新型コロナウイルスの感染者が高止まりの状態にあることから、軽症者が入所する新たな宿泊施設を2棟借り上げると発表しました。

これで県内の宿泊療養施設は、1950室になりました。

新しく追加される宿泊療養施設は、70室ある仙台市泉区のスマイルホテル仙台泉インターと、170室ある若林区のR&Bホテル仙台東口です。

県はオミクロン株の感染拡大後、軽症者は原則自宅療養としましたが、家庭内感染が増加したことから宿泊療養施設への入所に切り替えました。

このため現在、確保している1710室のうち常に1000室程度が埋まっている状態が続いていて、今後も感染者数が急激に減る見通しがないことから新たに2棟を確保したということです。

新たに確保した宿泊施設は、それぞれ6日と12日から運用がはじまります。

これで宿泊療養施設は仙台市内に10棟、そして石巻市と大崎市にそれぞれ1棟となり部屋数は1950室となりました。

県では、感染状況を見ながら最大で2600室まで増やすとしています。

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