【山北町長選】現職・湯川氏が4選出馬を表明 3期12年「自己評価では7割ぐらい」

湯川裕司氏

 山北町長選を巡り、現職の湯川裕司町長(70)は4日の町議会本会議で、4選を目指し無所属で立候補すると正式表明した。

 遠藤和秀氏(無所属)の一般質問に答えた。湯川氏は「多くの人が住みたいと思う街をつくるため、4期目のチャンスをもらえるなら全力で取り組んでいきたい」と表明した。

 3期12年を振り返り、湯川氏は学校統廃合や町営住宅建設などの実績を挙げたが、人口減少が進む現状に「自己評価では7割ぐらい(の点数)」とした。

 今後の重点課題として新東名高速道路の山北スマートインターチェンジ(SIC)開通後の地域振興策や森林保全・活用を掲げた。

 湯川氏は町議などを経て、2010年7月に初当選した。

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