こんにちは!アウトドア系YoutuberのFUKUです。今回はワークマンから初めて発売されるローコットをご紹介します。他のコットと比較しながらサイズや重さ、安定感、寝心地などをお伝えしていきますね。
ワークマンの「BASICアルミローコット」とは
今回紹介するのはこちら、ワークマンの「BASICアルミローコット」。お値段は5,800円です。
背の低いローコットで、シートはポリエステル製、フレームはアルミニウム合金を使っています。
耐荷重は100㎏でローコットにしてはある方だと思います。そのせいか重量もアルミフレームのローコットにしては、2.4㎏とまずまずありますね。
実際に組み立ててみましょう。
まず、サイドフレームを組み立ててシートのスリープに通します。ループを引っ張ることでフレームを収納できるようになっていますね。
そしてレッグフレームを組み立てて取り付けていきます。かなり力が必要なので、指を挟まないように注意しましょう。これを5本取り付けます。
はい、できました。このような5本脚のローコットです。
《ワークマン「BASICアルミローコット」仕様》
- サイズ:
- 耐荷重:最大100㎏(静荷重)
- 重量:2.4㎏
- 材質:シート:ポリエステル100%、フレーム・アルミニウム合金
ワークマンの「BASICアルミローコット」をヘリノックス・YOLERのローコットと比較
コットを3つ並べてみました。
- 手前:ヘリノックス「ライトコット」(30,800円) 1人用コットの中では最も軽くてコンパクトなクラス
- 真ん中:ワークマン「BASICアルミローコット」(5,800円)
- 奥:YOLER「キャンプコット」(10,650円)ハイコットとしても使えます
こうして並べてみると、ワークマンは2つの中間のようなコットだと思います。これら3つを比較していきますね。
ワークマンのローコット比較(1)サイズ
まず設置した時のサイズです。シートが小さいと横になった時に快適性が落ちてしまいます。
ヘリノックスは最小クラスのサイズです。ただその分、収納サイズもコンパクトなコットです。
YOLERはとても広いですね。
そしてワークマン。YOLERよりは小さいですが、ヘリノックスと比べると、長さは約4㎝、横幅は約5㎝広くなっています。横幅は窮屈感を感じやすいので、横幅が約5㎝広いのは良いですね。
《サイズの比較まとめ》
- ヘリノックス:縦185×横幅60×高さ13cm
- YOLER:縦190×横幅67×高さ17cm
- ワークマン:縦189×横幅65×高さ16cm
ワークマンは2つの中間くらいのサイズ。横幅が広めなところが高ポイント。
ワークマンのローコット比較(2)脚の本数と太さ
続いては脚の本数と太さを見ていきましょう。これはコットの安定性に関わってきます。
この中で一番大きなYOLERのコットは脚が3本ですが、一つ一つのフレームが太くて頑丈なので、3本脚であっても安定感があります。ただ太い分、フレームの重さは増えますね。
対してヘリノックスはひと際フレームが細い。4本脚で安定感を保っています。
そしてワークマンは、ヘリノックスより少し太めの5本脚です。脚が5本なので安定感はありそうですよね。
《足の本数と太さの比較まとめ》
- YOLER 脚:3本、太さ:18mm
- ヘリノックス 脚:4本、太さ:12.1mm
- ワークマン 脚:5本、太さ:15.2mm
ワークマンは安定感のある5本脚。太さは2つの中間程度。
ワークマンのローコット比較(3)生地の厚みと質感
次は生地の厚みと質感を見ていきます。
まずYOLERの生地は厚みのある、しっかりした生地。触り心地もいいですね。
対してヘリノックスは、明らかにYOLERよりも薄いです。ある程度厚みがあるほうが寝心地はいいと思います。
そしてワークマンは、ヘリノックスより厚みがあって割としっかりした生地です。ただYOLERのほうが硬めかな。
《生地の厚みと質感の比較まとめ》
- YOLER:厚みがある。張りが強く、やや硬めの生地。
- ヘリノックス:薄くさらっとした生地。比較的すべりやすい。
- ワークマン:厚みと弾力がある生地。張り具合はほどよい。
ワークマンのローコット比較(4)重量
続いて重量を見ていきます。この3つはどれも比較的軽いですが、その中でも一番重いのがYOLER。でもこれはハイコットにした際の重さなので、実際に測ってみましょう。
YOLERは2.2kg。ワークマンも2.2kgでした!
YOLERをローコットにするとワークマンと同じ重さになるんですね。ヘリノックスは圧倒的に軽いので、持ち運びは便利です。
《重量の比較まとめ》
* ヘリノックス:約1.21kg
* ワークマン:約2.2kg
* YOLER:ローコットの状態で約2.2kg(ハイコットの場合3kg)
ワークマンのローコット比較(5)寝心地
最後に寝心地を見ていきます。寝返りを打ったりして、シートの広さ、安定感、音やきしみ具合も見ながら、それぞれの寝心地や快適性をお伝えしていきます。
まずはヘリノックスのライトコット。じっとしている分にはきしみませんし、寝心地も良いです。
ちょっとツルツルした生地ではあります。横幅が狭いので、寝返りをすると窮屈さを感じますね。
次はYOLERに横になってみます。やっぱり寝心地良いですね。生地もしっかりしていて安定感があります。
シートの横幅が広いので、寝返りが打てて快適性もあります。お値段も一万円くらいでハイコットにもできるので、個人的にコスパの良い製品だと思います。
最後にワークマン。ワークマンも安定感があります。YOLERと比べてフレームは細いけれど、脚が5本あるのが効いていますね。
座る場所を変えてもそれほどきしまないし、寝返りを打った時の快適性もちょうどいいくらいです。
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重さやサイズがそれなりにあるので、徒歩や自転車、バイクでキャンプに行く人にはあまり向きません。車でキャンプに行く人で、用途にこだわらないお手軽価格のコットが欲しい場合は、コストパフォーマンスも強いワークマンがおすすめです。
《ワークマン「BASICアルミローコット」のポイント》
- 寝心地が良く、手頃な価格でコスパが高い
- 重量と収納サイズが大きめのため、車を使う人向き
- 手頃な価格でベーシックなコットが欲しい人におすすめ
ワークマンの「BASICアルミローコット」は、手頃な価格でベーシックなコットが欲しい人におすすめ!
今回はワークマンから発売されたアルミ製のローコットをご紹介しました。発売は2月22日からweb限定で始まっています。
軽量化を図ったアルミフレームを使っていながら、5本脚で安定感のあるローコット。価格が税込5800円と安いので、車でキャンプに行く方でベーシックなコットが欲しい方におすすめです!