バスケットボール女子のWリーグ、富士通に所属し、今季終了後から米プロのWNBA、ミスティックスでプレーする町田瑠唯(28)が5日、東京都内で記者会見を開いた。日本勢4人目となる挑戦へ「不安はあるけど、とても楽しみにしているし、わくわくしている」と抱負を語った。
町田は昨夏の東京五輪でアシスト王に輝き、日本の銀メダル獲得に貢献。ことし1月、富士通のBTテーブス監督を通じてオファーを受けたといい、「女子バスケの最高峰。チャンスがあれば挑戦したいと思っていた」と明かした。
自国開催の五輪で世界を驚かせたスピードやパススキルが本場の米国でも通用するのか注目される。身長162センチの司令塔は「小さな選手にもたくさん夢を与えられるように頑張っていきたい」と力を込めた。