天草四郎や原城をデザイン 南島原市のマンホールカード、収集家の人気集める PRする好機に

南島原市のマンホールカード

 江戸初期に起きた島原・天草一揆の総大将・天草四郎と、舞台となった原城をデザインした長崎県南島原市のマンホールカードが収集家の人気を集めている。
 カードは国や水道事業者らでつくる「下水道広報プラットホーム」が全国の自治体と協力して発行。これまで全国607自治体、837種類のマンホールのふたを紹介している。地域の個性あふれるデザインが多いことから、現地を訪れ収集する人も多い。
 市有馬キリシタン遺産記念館(南有馬町)で1月中旬から1人につき1枚無料で配布中。この間に全国から約200人が来館した。同館職員は「わざわざカードを求めて来館された方も」とマニアの行動力に感心しきり。「南島原観光をPRする好機」と期待感もチラリ。


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