3月7日、ポルシェジャパンは、CSR活動の一環として主催するワンメイクレースシリーズ『ポルシェカレラカップ・ジャパン（PCCJ）』の2022年シーズンで、ポルシェ911 GT3カップが排出するCO2をオフセットする『ポルシェモータースポーツ・カーボンオフセットプロジェクト』を実施すると発表した。
このプロジェクトは、ポルシェのDNAといえるモータースポーツ活動であるPCCJにおいて排出されるCO2をオフセットすることで、環境保全活動に貢献することを目的としたもの。
2022年のPCCJはシーズン前の合同テストを含む全7イベント11レースで争われるが、今回のプロジェクトでは2022年のPCCJに参戦する全16台の新型911 GT3カップがシーズン前の合同テストおよびレースと、平均的な練習走行の距離を算出し、1シーズンに排出するCO2排出量を、2021年4月からスタートした『ポルシェインパクト』を通じて、国が定める『Jクレジット』を購入することでオフセットする。
ポルシェジャパンによれば、モータースポーツ活動によって排出されるCO2をオフセットするプログラムを、自動車メーカーまたはレース主催者が行うのは世界で初めてのことだとしている。
このポルシェモータースポーツ・カーボンオフセットプロジェクトは、これまでもモータースポーツシーンでその名をアピールするフィールドマネージメントをパートナーとして活動する。今シーズンのPCCJに、ポルシェジャパンのジュニアドライバーとして参戦する澤龍之介がドライブする911 GT3カップには、このプロジェクトを象徴するカラーリングが施される予定だ。
またPCCJのパドックにおいてもポルシェモータースポーツ・カーボンオフセットプロジェクトのオフィシャルロゴを掲出し、ポルシェジャパンとフィールドマネージメントが取り組むCO2プロジェクトをモータースポーツ関係者及びファンに向けて啓蒙していく。また本プロジェクトをともに取り組むファッションブランド『SOPH.』とコラボレーションしたイベントも実施予定だ。
ポルシェインパクト
https://www.porsche.com/japan/jp/aboutporsche/responsibility/porscheimpact/
フィールドマネージメント
https://www.field-mgmt.com/
