賀来賢人と濱田岳が二宮和也主演「マイファミリー」に親友役で出演

賀来賢人と濱田岳が、TBS系で4月にスタートする連続ドラマ「マイファミリー」(日曜午後9:00、開始日未定)に出演することが分かった。

二宮和也が主演を務める同作は、黒岩勉氏が描く、人生最悪の事態に見舞われた家族の絆が試されるノンストップ・ファミリーエンターテインメント。二宮演じる、ゲーム会社の社長・鳴沢温人は、プライベートでは湘南・鎌倉に家を構え、妻・未知留(多部未華子)と小学生の娘を持つ父親。そんな一見幸せそうな彼に、娘を誘拐されてしまうという悲劇が訪れる。何もかも手に入れたはずの主人公が、たった一つの一番大切なものを失ったことで直面する数々の試練、そして浮き彫りになっていくさまざまな人間模様。愛娘を取り返す唯一の方法は、警察を排除し、妻と力を合わせて誘拐犯と戦っていくこと。リアリティーがありつつ、エンターテインメント性に富んだオリジナル脚本に期待がかかる。

賀来と濱田が演じるのは、温人と未知留と同じアパートで学生時代を過ごした親友2人。賀来扮(ふん)する弁護士・三輪碧は、学生時代から何をやっても人よりでき、女性によくもてる。大手法律事務所に就職してからは結果も出してきた。いい加減だが世渡り上手で、格好つけているが、その一方で根は優しい男だ。

一方、濱田が担うのは、明るく友達思いの元刑事・東堂樹生。学生時代は奨学金で大学に通い、自炊に徹していたため料理の腕はピカイチ。卒業後は警察官になり、実直な働きぶりが評価されて順調に出世。しかし、現在は警察を辞め、警備会社で働いているという役どころだ。

警察には頼らずに夫婦で誘拐犯と戦うという決意に、三輪は弁護士として力を貸すのか? 東堂は元刑事として助言するのか? 4人の関係性、そして、同世代で活躍する4人の俳優がどのようなエンターテインメントを生み出すのかに注目だ。

賀来は「3年連続(「半沢直樹」(2020年)、『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(21年))で、日曜劇場に出演させていただけることにご縁を感じています。今作の『マイファミリー』はドキドキする題材のドラマであり、初共演のキャストの方も多く、個人的にとてもワクワクしています」と心を躍らせ、「誘拐事件をどう解決するかというスリルもありますし、それを取り巻く人間模様が感情を揺さぶってくる。そんなスリリングな人間ドラマが台本に詰まっています。視聴者の皆さまをいい意味で裏切れる作品になっているなと感じつつ、どのような展開が生まれるのかが想像できない部分もありますので、僕も皆さまと一緒に楽しみたいと思います」と展開への期待を口にしている。

濱田は「日曜劇場に出演できるということは、俳優としてとても光栄なことです。そして、共演の方々に同年代が多く、そんな皆さんとお話を進められるというのは、感慨深く、とてもうれしく思います。『マイファミリー』は題名の通り、ホームドラマでありながら、サスペンスの要素もあるという対極なワードが混ざったドラマです。演じる上でとても難しいと感じていますが、同時にやりがいのあるドラマであるというふうにも感じています。生みの苦しみを乗り越えていけば、満足いただけるドラマになるのではないかと思っています」と心境を伝えている。

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