はちみつのような濃厚な甘さが特徴の柑橘「はるか」の出荷が呉市で始まりました。
丸く色鮮やかな黄色い果実。県の特産品として人気の柑橘「はるか」です。
「はるか」は日向夏から育成された品種で、見た目はレモンのようですが爽やかな甘味が特徴です。
呉市豊町の農園では収穫作業がピークを迎えています。
去年の秋以降、雨が少なく生育が心配されましたが、例年以上に濃厚な味に仕上がったということです。
生産農家 新谷誠二さん「一月が寒くて心配していたが、よくできた。糖度が昨年より高いと思う」
新型コロナの影響で去年は輸出が中止となりましたが、ことしは、台湾、香港への輸出も見込んでいて、約720トンの生産を見込んでいます。