【大和市長パワハラ疑惑】市議会の調査委が聴取 主張食い違いのまま

大和市議会の調査特別委員会でパワハラを改めて否定した大木市長

 神奈川県大和市副市長を昨年4月に辞職した金子勝氏(65)が大木哲市長(73)による職員へのパワーハラスメント的言動があったと告発したことを巡り、大和市議会の調査特別委員会(井上貢委員長)は7日、金子氏と大木市長、井上昇(71)、小山洋市(62)の両副市長の4人から意見を聴取した。

 金子氏は「苦悩する多くの職員から相談を受けて何度も止めるよう進言した」とした一方、大木市長は「パワハラは一切していない。虚偽の告発であり裁判で真実を明らかにしたい」と述べ、両者の主張は従来通り食い違ったままだった。

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