リバプールOBキャラガー氏、降格危機に瀕するエバートンを憂慮「守備が2部レベル。このままでは…」

 元リバプールDFジェイミー・キャラガー氏は、エバートンの降格危機を憂慮した。

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 エバートンは前半戦の不振脱却を目指し、1月にフランク・ランパード監督を招聘。しかし状況は好転せず、7日にはトッテナム・ホットスパーに5失点大敗を喫し降格圏と1ポイント差の17位に沈んでいる。エバートンは1951年以来の降格危機に瀕しており、キャラガー氏は「エバートンは十分にクオリティを発揮できていない。あの4バックはチャンピオンシップレベルだ」と現状を危惧した。

「彼らが、フィジカル、アグレッシブ、タフに戦えない状態だったときはこれまでもあったと思う。それでも戦うの選手だが、このクラブは今とても弱い。エバートンの運動量の少なさは恐ろしいほどだ。中盤も4バックも誰も走っていない。ケインがキーンを追い越して決めたシーンもあった。彼らはフィジカル面で弱く、前進するうえで大きな問題だ」。

「エバートンが降格するかも知れないと思ったのは生まれて初めてだよ。90年代前半に見た最悪のチームでさえ、そう思わなかった。次のホーム2連戦が上手くいかなければ、エバートンは大きな問題を抱えていると思う。エバートンのサポーターであれば、降格がどれだけ影響を及ぼすか…。他の事もあるし最悪の時期なってしまう。シーズン最後の5試合はビッグクラブと戦いを控えているし、このチームを支えられるのはグディソン・パークだけだ」。

キャラガーが降格危機に瀕するエバートンを憂慮 Photo James Williamson - AMA

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