元リバプールのジェイミー・キャラガー氏やグレアム・スーネス氏は、動物虐待で批判を浴びるウェストハム・ユナイテッドのクルト・ズマに厳しい言葉を投げかけた。
飼い猫虐待で炎上中のズマがスタメン出場…モイーズ監督が理由を説明「私は大の動物好きだが…」
27歳ズマは先日、自宅で飼い猫に暴行を加える動画がSNSで拡散され炎上し、動物愛護団体やクラブから非難を受ける事態に発展した。そんな中ズマはプレミアリーグ第25節レスター・シティ戦で、当初はスタメンに選ばれ試合前にウォーミングアップしていたものの、体調不良のため急遽離脱に。イサ・ディオプが代役で出場し、試合は2-2の引き分けに終わった。
ズマの出場辞退に、イギリスメディア『スカイスポーツ』で解説を務めるキャラガー氏は「そもそも、彼を出場させるという決定が愚かだった。いずれにせよ彼はプレーする事が出来なくなったが、本当の所は分からない」と言及。「モイーズは引き続きズマを起用し続ける気でいたが、ウェストハムが彼から決断を奪う時だったと思う」と辛辣な意見を伝えた。
またスーネス氏も、「飼い猫が経験したことに比べれば、彼には全く同情しない。出場していたら、サポーターから罵声を受けていたかも知れない」と主張。「一番の問題は猫を虐待した様子を笑ってSNSに投稿した事だ。彼らは何も問題ないと思って載せたのだろうが、あらゆる面で間違っている」と見解を述べている。