闘いに取りつかれた元ボクサー 地下格闘技にのめり込む 「生きててよかった」予告

5月13日より劇場公開される、木幡竜主演の映画「生きててよかった」の、予告編が公開された。

公開された予告編では、ボクシングに人生のすべてを懸けてきた主人公の創太が、顔面に強烈なパンチを食らってノックアウトされるシーンから始まる。長年恋人として支えてくれた幸子との結婚を機に、ボクサーを引退し第二の人生を歩もうとする創太だが、厳しい現実を突きつけられる。そんな中、謎の男から地下格闘技のオファーを受けた創太は、一度きりの思いで誘いに乗る。だが、創太の中でアドレナリンが沸き立ち、忘れかけた興奮がよみがえっていく。終わりには、「嘲笑え、闘いに魂を喰いつくされた姿を――」のコピーとともに、不敵な笑みを浮かべる創太の顔が映し出される。

あわせて本作のキャストも発表された。創太の幼なじみで恋人の幸子役に鎌滝恵利、同じく創太の幼なじみの松岡健児役に「くそガキの告白」で主演を務めた今野浩喜、創太を不当な地下格闘技の世界へと誘う謎の男役に栁俊太郎、松岡の妻役に長井短、創太のボクシングジムの会長役に火野正平、創太の母親役に銀粉蝶が顔をそろえる。また、エンディングテーマは、betcover!!の楽曲「NOBORU」に決まった。

「生きててよかった」は、年齢と体の限界を超えてもなお、闘い続けることにしか生きる価値を見いだせない元ボクサーの創太を描いた作品。創太を演じる木幡竜は、プロボクサーの経歴を持つ俳優で、「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」では、ドニ―・イェンらと並び、悪玉のトップを演じた。本作品で木幡は、過酷な減量とトレーニングを重ねて体脂肪率3パーセントまでしぼり上げた鋼のような肉体で、ボクシングと総合格闘技を融合させた本格アクションを見せる。監督・脚本は、「くそガキの告白」の鈴木太一が務める。

【作品情報】
生きててよかった
2022年5月13日(金)新宿武蔵野館ほか全国公開
配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2022ハピネットファントム・スタジオ

© 合同会社シングルライン