長崎県内公立高で後期入試 全日制、4277人志願 16日に合格発表

問題用紙の配布を静かに待つ受験生=長崎東高

 長崎県内公立高の2022年度入試の後期選抜が8日、2日間の日程で始まった。初日は国語、英語、理科の3教科。新型コロナウイルスの対策を徹底しながら、受験生が試験に臨んだ。
 県教委によると後期選抜の志願者数は、全日制55校で4277人(定員5577人)、志願倍率は0.77倍。定時制昼間部は32人(同40人)で0.8倍。同日実施した定時制Ⅰ期選抜(夜間部)の志願者数は110人(同336人)で0.33倍だった。
 長崎市立山5丁目の長崎東高では、感染拡大防止のため常時換気して試験を実施。机と机の距離を開け、教室の入り口に消毒液を設置した。受験生は緊張した様子で、問題用紙の配布を静かに待っていた。
 9日は社会、数学、面接を実施する。合格発表は16日。


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