新庄ハム、止まらぬOP戦5連勝 攻撃自在…奇襲スクイズ&万波3戦連発の最多4号

日本ハム・新庄剛志監督【写真:荒川祐史】

4回に近藤の2ランで逆転、5回に一挙4点を奪って試合を決めた

■日本ハム 6ー1 ロッテ(オープン戦・9日・鎌ケ谷)

新庄剛志監督が率いる日本ハムは9日、千葉・鎌ケ谷スタジアムで行われたロッテとのオープン戦に6-1で勝利。2引き分けを挟み5連勝を飾り、オープン戦の成績は5勝1敗2分けとなった。1点リードの5回に宮田輝星外野手がスリーバントスクイズを決めると、万波中正外野手がオープン戦単独トップとなる3試合連続の4号3ランを放った。

試合は3回、2死二塁でロッテ高部瑛斗が放った右前打を右翼・万波がファンブルして1点先制された。しかし、4回に近藤健介外野手が右中間に逆転の1号2ラン。そして5回無死一、三塁で宮田がスリーバントスクイズを決めると、尚も1死二、三塁で万波が左翼席に3ランを運んだ。

万波は3月3日のヤクルト戦で1号を放ち、6日の巨人戦、8日のロッテ戦に続いて3戦連続弾。3本で並んでいた巨人・岡本和真に先行し、12球団トップに立った。投手も先発の加藤貴之が5回3安打1失点(自責0)と好投した。チームは2月26日のDeNA戦で敗れて以降の7試合で5勝2分けと負けなしだ。

ロッテは先発の美馬学投手が5回を5安打6失点(自責5)。オープン戦成績は1勝4敗2分けとなった。(Full-Count編集部)

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