【新型コロナ】9日の神奈川 19人死亡、5748人感染

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で9日、新たに19人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女5748人の感染が確認された。前の週の同じ曜日と比べ4日連続で減少した。県内の累計陽性患者数は同日50万5133人となり、50万人を超えた。

 横浜市は60~90代の男女9人の死亡を発表した。うち8人は、クラスター(感染者集団)が発生していた病院や高齢者施設に入院、入所していた。

 横浜総合病院(同市青葉区)の80代女性は2月28日に死亡。同病院での死者は計5人となった。上白根病院(同市旭区)では90代男性が3月3日に死亡。同病院の死者は4人となった。

 川崎市は中原区の80代男性の死亡を発表。藤沢市は市内在住の80代の男女2人の死亡を発表した。

 茅ケ崎市は男女2人の死亡を発表。横須賀市は70代女性1人の死亡を発表。相模原市は70~80代の女性2人の死亡を発表した。

 県は80代の女性2人の死亡を発表。また、新たに196人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は1万2214人となった。

 8日現在の県内の入院患者は1486人で、1500人を下回ったのは2月3日以来。

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 相模原市は9日、2~9日の間に在日米陸軍関係者13人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。

 鎌倉市は同日、市議1人の感染を発表した。8日に発熱し医療機関を受診し9日に陽性と判明した。

 久里浜少年院(横須賀市)は同日、在院中の20代男性1人が感染したと発表した。防衛大学校(同)は同日、50代の職員1人が感染したと発表した。

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