LMDh参戦準備のためLMP2にエントリーするチーム・ペンスキー、オレカ07のカラーリングを発表

 WEC世界耐久選手権に参戦するチーム・ペンスキーが、2022年の車両カラーリングを公開した。

 2023年より、ポルシェのファクトリーチーム『ポルシェ・ペンスキー・モータースポーツ』として、WECならびにIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権で、現在開発中の新型LMDh車両を走らせるペンスキーは、その参戦準備のため、2022年はWECのLMP2クラスにエントリーする。

 この2022年のLMP2プログラムに関して、チームは『ペンスキー・ロジスティクス』がパートナーとなることを3月9日に発表、合わせて5号車オレカ07・ギブソンのカラーリングを明らかにした。

 ポルシェのファクトリードライバーであるデイン・キャメロンとフェリペ・ナッセ、そしてシルバーにレーティングされるエマニュエル・コラールがドライブするのは、明るいイエローにブルーを配色したオレカ07だ。これは過去、ペンスキーのNASCARおよびインディカーでも見られたカラーリングだ。

 ペンスキー・ロジスティクスは、北米、南米、ヨーロッパ、アジアで事業を展開する、ペンスキー・トランスポーテーション・ソリューションズの会社であり、世界じゅうの企業にサプライチェーン管理とロジスティクスサービスを提供している。

 ペンスキー・ロジスティクスのプレジデントであるマーク・アルテンは、次のように述べている。

「世界をリードする企業におけるサプライチェーンの最適化を支援する企業として、チーム・ペンスキーの長く成功した歴史の次なる章に参加できることに、我々は興奮している」

「この非常に競争の激しいシリーズにおける、ドライバーとチームの幸運を祈っている」

 チームは、3月18日に決勝が行われるセブリング1000マイルレースから、6戦にわたる世界選手権への参戦をスタートさせる。

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