PSG会長がレアル戦の判定に憤慨 レフェリーの控え室に押し入り口論に

 パリ・サンジェルマンのナセル・アル・ケライフィ会長は、レアル・マドリード戦で怒りの行動に出た。

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 UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦でレアルと対戦したPSGは、2戦合計で2点リードしていたものの猛反撃に遭い、カリム・ベンゼマにハットトリックを達成され最終スコア2-3で敗退が決定。PSGのマウリシオ・ポチティーノ監督は、ベンゼマが最初に決めたゴールはGKジャンルイジ・ドンナルンマへのファウルだったとし、「明らかなファウルの後ゴールが生まれた、私にとって大きな不公平に感じる」と主張した。

 また試合終了のホイッスルの直後、ケライフィ会長が憤慨しレフェリーのドレッシングルームに突入。レフェリーの公式レポートによると、「PSGの会長とテクニカルディレクターは攻撃的な振る舞いを見せ、審判のドレッシングルームに入ろうとした。主審が退出を促すと、彼らはドアを塞ぎアシストタントの旗を折った」と報告している。また『Cadena SER』は、レアルの職員がこの出来事を記録するためカメラを向けると、ケライフィ会長が近寄っていき「お前を殺すぞ」と脅されていたと報じた。

PSG会長がレアル戦の判定に憤慨 Photo Frederic Stevens

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