Kitriの3作目となるEP『Bitter』が本日リリース日を迎え、全曲配信となった。 本作は、そのタイトルから想像される通り、前作のTVアニメ『古見さんは、コミュ症です。』のエンディングテーマであるシングル「ヒカレイノチ」とは一変した、アーティスティックさが際立つ作品で構成されている。曲調もダークの中に美しさを併せ持つ、言わば芸術的な作品となっている。 収録曲「踊る踊る夜」では、神谷洵平を編曲とサウンドプロデュースに迎え、その印象的なイントロのピアノでは、本来、使われないほどの低音域を敢えて極端増幅し、作品へ引き込む工夫や、礒部智による編曲とサウンドプロデュースの「左耳にメロディー」ではハウスビートとリーディングという新しいアプローチなど、他の曲も含めて、細部まで様々なトライアルを行ない、Kitriの世界をまた一つ大きく昇華させた作品が完成した。
また、ファンの間では知られているが、Kitriはジャケットのイラストやアーティスト写真の自画像を自ら描き下ろしてきており、ライブツアーでは作品に関連した絵の展示などを行なうなど、サウンドのみならずビジュアルとともに世界観を展開する総合芸術家といっても過言ではないが、「踊る踊る夜」のミュージックビデオでは、今回初の試みとして自身によるイラストやアニメーションで制作し、公開直後20万再生以上を記録するなど勢いを増している。
そして、ライブツアー『Kitri Live Tour 2022 SS キトリの音楽会＃5“tea for two”』の開催が発表された。 今回のツアーは原点に戻りKitri2人による連弾とハーモニーで魅せるツアーとなっており、ファイナルはメジャーデビュー後、初、Kitriのホームである京都で開催が決定している。ライブの詳細は今後発表されていくとのこと。
