「黒い雨」被害者を支援する会 国に新たな審査基準の撤回を申し入れ

「黒い雨」被害者を支援する会が、国に対して来月から運用開始となる新たな審査基準の撤回を申し入れました。

「黒い雨」被害者を支援する会 牧野一見共同代表「(広島)高裁判決通りの制度設計をしてください。厚労省の方が間違っとるんだから、法律違反をまた繰り返すというようなことがあってはならない」

国は「黒い雨」裁判の原告以外の被害者救済へ来月1日から新たな審査基準を運用します。

しかし、去年の広島高裁判決に反してがんや白内障など11の病気が認定要件に含まれているため、「黒い雨」被害者を支援する会は厚生労働省に撤回するよう強く求めました。

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