第35回「ショスタコーヴィチ 交響曲第7番ハ長調作品60《レニングラード 改め キーウ》①」

信じられないことが起きてしまった。世界が温暖化、環境問題、エネルギー問題に立ち向かおうとしているときに、これが21世紀の現実なのかと目を疑いたくなるようなロシアのウクライナ攻撃。それを受けて、ネットの中では百家争鳴、専門家から訳知り顔までこうあるべきだ、こうなるだろうと言者無罪のコメントで大賑わい。

こんな妄想はタブーなのだが、これを書いている時点では、その昔、ベルリンからモスクワに運び出された独裁者の躯が憑依したかのようなPさんの暴挙にいまだ終わりは見えない。

書き終えたころには核は使われているのだろうか、NATOと全面戦争になっていないだろうか。前述を繰り返すが、まさかこの時代になって…とNEWSを眺めながら、「戦争と戦争の間にオレたちはいる~時代はサーカスの象にのって」(頭脳警察)、いつになっても愚行を繰り返す人類は救いようがないのかもしれない。繰り返しながら繰り返しながら、そしてまた繰り返しながら…。

BGM:ショスタコーヴィチ 交響曲第7番ハ長調作品60《レニングラード 改め キーウ》 ※キエフはロシア語なので、ウクライナ語表記で「キーウ」。

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