【バスケ天皇杯】B1川崎、クラブ初のV2 千葉Jを下す 

【川崎―千葉J】前半に17得点を決め、流れを呼び込んだ川崎の藤井(左)=さいたまスーパーアリーナ(クラブ提供)

 バスケットボールの日本一を決める第97回天皇杯全日本選手権は12日、さいたまスーパーアリーナでBリーグ1部(B1)勢同士の決勝が行われ、川崎ブレイブサンダースが82―72で千葉ジェッツを下し、2年連続の優勝を飾った。川崎は前身の東芝時代を含めて5度目の制覇で、2連覇はクラブ史上初。

 3大会連続で決勝に進んだ川崎は第1クオーターから藤井祐真、ファジーカス・ニックの3点シュートがさえて26―17で主導権を握ると、第2クオーターもリードを19点に広げて後半へ。第3、第4クオーターではマット・ジャニングが気を吐いて相手の猛追をしのぎ、最終盤まで試合を優位に運んだ。

 今大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、前回同様に規模を縮小して昨年9月18日に開幕。各都道府県代表が争う1次ラウンド(R)を実施せずに2次Rからスタートし、川崎は4次Rから登場した。

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