F1プレシーズン最速のフェルスタッペン、テスト最終アップデートに好感触「うまく機能した。開幕戦でも使う」

 F1バーレーンテスト3日目最終日、レッドブルはRB18に大規模なアップグレードを施してテストを行った。午前にはセルジオ・ペレス、午後にはマックス・フェルスタッペンが走行した。

 レッドブルは、サイドポッドやフロアなどの形状を変更したRB18をテスト最終日朝から走らせ、大きな注目を集めた。ペレスはこのマシンで43周を走り、1分33秒105(C4タイヤ)で8番手、フェルスタッペンは53周を走行、セッション終了近くに1分31秒720(C5タイヤ)をマークした。このタイムは3日間総合の最速だった。

2022年F1バーレーンテスト3日目 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
2022年F1バーレーンテスト2日目 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)

 しかしフェルスタッペンは、テストの段階でのタイムに大きな意味はないという主張を繰り返し、彼自身、2022年型18インチタイヤでのデータ収集や、前回のテスト開催地バルセロナとの比較に集中していたという。

「今の段階では誰も予選スペックでプッシュしてはいない」とフェルスタッペンが語ったと、formula1.comが伝えた。

「僕は異なるタイヤを試していた。来週(のバーレーンGPで)使うタイヤのテストに集中していたんだ。マシンのフィーリングは問題なかったし、予定していたプログラムもこなすことができた。それはポジティブなことだよ」

「バルセロナのコースと比較すると、路面がラフで、気温が高い。それにコースレイアウトは全く違う感じがする。マシンについてたくさんのことを学んだと思うし、狙いどおり、マシンを速くしてきた」

 最終日に持ち込んだマシンのアップデートはうまく機能したとフェルスタッペンは語った。

2022年F1バーレーンテスト3日目 セルジオ・ペレス(レッドブル)

「今日届いた新しいパーツはうまく機能したと思う。当然のことながら、そうであることを願っていた。実際うまく機能したから、(開幕戦でも)使い続けることになると思う」

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