自民党大会、夏の参院選へ結束確認 神奈川は三原じゅん子氏・浅尾慶一郎氏の2人を擁立へ

自民党大会で演説する岸田文雄総裁=東京都内

 自民党は13日、第89回党大会を東京都内のホテルで開いた。「最大の政治決戦」と位置付ける夏の参院選勝利に全精力を注ぐとした2022年運動方針を採択した。

 岸田文雄首相は総裁演説で必勝を呼び掛け、結束を確認。総裁以外の役員任期を1期1年、連続3期までに制限する党則改正を正式決定した。首相は演説で政権安定には参院選勝利が不可欠と訴えた。

 「参院選への決起集会」(茂木敏充幹事長)と位置付けた自民党大会。神奈川選挙区には公認候補として、現職三原じゅん子氏と元職浅尾慶一郎氏が立候補を予定している。県連関係者らは夏に迫った政治決戦へ向けて必勝を誓った。

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