【新型コロナ】川崎で1人死亡1215人感染 市北部の病院でクラスター

川崎市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は13日、同市麻生区の80代男性の死亡と、市内外に住む10歳未満~100歳以上の男女1215人の感染が新たに確認されたと発表した。

 市保健所によると、80代男性は、市内北部地域の病院に入院中だった3月8日に発熱、同11日に陽性が判明した。当初は中等症と診断されたが12日死亡した。

 市はこの病院を13日にクラスター(感染者集団)と認定、計15人の感染が判明している。

 感染者の年代別の内訳は、10歳未満が249人、40代が203人、10代が191人、30代が175人、20代が172人、50代が103人、60代が43人、80代が33人、70代が27人、90代が18人、100歳以上が1人。1130人の感染経路が不明。陽性患者の接触者は46人で、このうち家庭内感染は39人。

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