高田城址公園 ぼんぼり設置始まる 約3000個 観桜会に備え

 上越市高田城址公園で14日、第96回高田城址公園観桜会のぼんぼり設置作業が始まった。

初日は高田城三重櫓が見える道路沿いから設置作業を開始(14日午前9時30分ごろ)

 同公園内や司令部通り、高田本町商店街に設置するぼんぼりは、立ちぼんぼりとつりぼんぼりなど合計約3000個。約600個の立ちぼんぼりは支柱を固定した後、ぼんぼりを差し込んで設置。後日に配線作業を行うという。

 今年の観桜会は、会期が3月26日から4月10日までで、例年よりも早くなった。このため準備作業も早くスタート。3月に入ってすぐから同公園内の積雪に筋を入れ、雪解けを促す作業などを行っている。ぼんぼりの設置作業は今週末までに、全体の設営作業は23日ごろまでに完了する見通しだ。

 設置作業を担当する北嶋工業の下山田智明さんは「例年、桜を見に来る人は優しい目をして帰っていく。桜を見て、心の中にも花を咲かせてほしい」と話していた。

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